タバコを吸う理由を考えよう    

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 前時でまとめたワークシートとインタビューをしたシートを使って、喫煙者のからだ

に起こっていることと、感じている気持ちのギャップを感じ取らせ、「ニコチン中毒」

の意味と怖さを感じ取らせたい。また、喫煙者がタバコをやめることはとても難しく、

依存の怖さも伝えたい。さらに、喫煙者がタバコを吸わなくなれば、喫煙者だけでなく

まわりの人たちの体も健康に近づくことから、自分たちがどう喫煙者(喫煙)と関わっ

ていくのかも将来的な課題として意識させたい。  指導案はここをクリック

 ●準備物および配布物

  *掲示ネル(【たばこを知る】【たばこをすわない】【たばこをすう】【吸い続け

る】【すうのをやめる】【吸っている人たちへ】【これから大人になる人たちへ】

【まわりの環境】)

  *まとめのワクシート

  ●授業の流れ

1.まとめのワークシートが黒板に描かれるように、掲示用パネル(【たばこを知る】

【たばこをすわない】【たばこをすう】【吸い続ける】【すうのをやめる】)を黒板に

貼る。

2.まず、じぶんたちの周りのどんな所にタバコがあるのかを発表させる。

  (まとめのワークシート、左下の「身の周りにどんなことがあるだろう」に記入さ

せる)

3.タバコを吸うきっかけになったのは何かについて発表させ、「たばこを知る」

っかけは?に記入させる。周りにも、タバコに出会うきっかけはたくさんあり、実

際吸っている人たちも特別な理由で吸い始めたのではなく、自分たちにも可能性が

あることを伝える。

4.タバコを吸わない人にインタビューしてきた今まで吸ったことがない理由の返事を

発表させ、「たばこをすわない」なぜ?に記入させる。一つ一つを確認し、自分

たちも同感できることを抑える。

5.タバコはどんな時に吸いたくなるのかを発表させ、「たばこをすう」どんな時に?

に記入させる。タバコはどんな時でも吸いたくなっていることを抑える。

6.タバコを吸うとどんな気分になるのかを発表させ、「すい続ける」どんな気分に?

に記入させる。

7.「タバコの害」について復習し、体でおこっていることと、気分とは合っていない

ことに気づかせ、なぜそんなことがおこるのか理由を予想させる。

8.「ニコチン中毒」「ニコチン依存」の話をし、吸いたくなるのは、体内のニコチンが

切れ、イライラ死集中できなくなることを抑えるためであること。また、体内に「ニ

コチン」が入ると、脳がマヒし、気持ちよい気分になり、その気持ちよさを求めて、

タバコはやめられなくなる話をする。吸っている人も、子どもたちにはタバコを吸

わないでほしいと願っていることも併せて話すと、やめたくてもやめられない怖い

ものであるという印象を与えられる。

9.吸っていたがやめた人の理由を発表させ、「すうのをやめる」なぜ?に記入させ

る。ここで、ニコチン中毒により「依存」がおこっていると、なかなかやめにくく

なり、やめた人は、とても意思が強かったことを知らせる。

10.自分たちの周りから「タバコ」がなくなると「タバコの害」から体を守ることが

  できることを伝え、「タバコ」をなくすために【吸っている人へ】【これから大人に

なる人へ】【まわりの環境】の3点について、自分たちができることやなってほし

い環境について考えさせ、ワークシート右中央に記入させる。

11.時間があれば、発表させる。 

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