タバコの害について考えよう@
「タバコは体に悪い」という意識はあっても、どう悪いのかは理解していないことが
多い。そこで、喫煙による害をグループでブレインストーミングにより出し、「脳」「肺」
「心臓」「その他」の分類で、出た害をまとめることで、体の各部分と周りの人にも悪
影響があることを知る機会にしたい。 指導案はここをクリック
●準備物および配布物
*ワークシート(手元の分と拡大した板書の分)
*短冊
●授業の流れ
1.「健康に過ごすためにどんなことをするといいですか。」と質問し、健康に過ごすた
めの生活習慣を出させる。この時、ブレスローの7つの習慣が出そろうまで援助す
る。(ブレスローの7つの習慣とは【タバコを吸わない】【朝ごはんを毎日食べる】
【十分な睡眠をとる】【運動をよくする】【おやつを食べすぎない】【太りすぎやや
せすぎに気をつける】【お酒を飲まない(飲みすぎない)】である)
2.原因の部分を隠しておいた死亡率のグラフを提示し、これは、何をしていた死亡率
なのかを、出された生活習慣から考えさせる。
3.本時のテーマ「タバコを吸うことで自分やまわりに及ぼすことを考えよう」を提示
する
4.グループで座らせ、短冊を渡し、「タバコの害」についてブレインストーミングす
ることを伝える。
5.ブレインストーミングをする時の注意を確認する。
(注意点:出された意見は否定しない。同じ意見のみリーダーがその旨を言う)
6.5分間行う。
7.ワークシートを配布し、同じものを黒板に貼る。
8.班ごとに出された意見を発表させる。この時、出された意見の一番少ない班から、
1つずつ発表させ、同じ意見の物はその時に集める。
9.発表された害が「脳」「肺」「心臓」「その他」のどこにあたるものかを判断させ、
黒板に貼ったワークの枠内に貼りつける。この時、貼った言葉を各自のワークシー
トにも記入させる。
10.8,9を繰り返し、最後まで短冊が残った班が勝ちとする。
11.時間があれば、分類された「タバコの害」について、思ったことを発表させる。