思春期のからだの変化A 前のページへ
前時の男性の体の変化に続き、女性の体の変化について学習する。さらに、思春期の
からだの変化のまとめとして、グループでキーワード合わせのゲームを行う。
指導案はここをクリック
●準備物
*男性の内性器のパネル
*女性の内性器のパネル
●授業の流れ
1.前時で学習した男性の内性器パネルを黒板に示し、復習をさせる。
2.ワークシートを配布し、黒板に女性の内性器パネルを貼る。
3.3年生の時に学習した卵子の話を思い出させ、女性ホルモンが働くと卵巣が卵子を
作り始める話をする。
4.卵巣の部分@にカード「卵巣」を貼り、ワークシートに名前を書き込ませる。
5.Aに卵管、Bに子宮、Cに膣と黒板にカードを貼り、ワークシートに記入させる。
男性と女性ではよく似ている部分があることも気づかせる。
6.卵巣の箇所に卵子のパーツを1つ貼る。
7.赤ちゃんが育つ部屋の「子宮」を紹介し、卵巣から子宮までどのように卵子が動い
ていくのかを予想させる。(精子の時と対比させながら考えさせる)
8.卵巣で卵子ができると、卵管が卵子に近づき、卵子を吸いこみ、卵管を通って、子
宮に行くことを話す。
9.子宮に卵子が届くと子宮の壁が厚くなり、卵子が育つ環境を作り始める話を、パー
ツを取換えながら説明する。
10.
この時の卵子が卵管を通っている間に精子と受精(出会う)していなければ、厚く
なった子宮の壁ははがれ、膣を通って体の外に卵子とともに体外に出ることを、パ
ーツを使って説明する。
11.
10の出来事が「月経」といい、1か月に約1週間ぐらい続いて体内から血液が出
ることを話し、はじめての月経を「初経」ということを説明する。
12.
男性よりも女性の方が思春期のからだの変化が早めに起こることを話し、これを
男女差ということを説明する。
13.
まとめとして、キーワードゲームを班で行うことを説明する。
14.
各キーワードの意味を、班で話し合いながら考えさせる。
15.
答え合わせをする。
16.
理解に不十分なところがあれば、再度確認する。